法人ならどちらを選ぶ?エックスサーバーとXServerビジネスを比較

広告:この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。記事内のリンクから契約が成立した場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。掲載内容は2026年8月21日時点の情報です。最新の契約条件は各サービスの公式サイトでご確認ください。

データセンター内に設置されたサーバーラック
会社のサーバー選びは、性能だけでなく「誰が設定・復旧を担当するか」まで考えて決めます。写真:Kevin Ache / Unsplash

会社のホームページ用にレンタルサーバーを探すと、「エックスサーバー」と法人向けの「XServerビジネス」のどちらを選ぶべきか迷う経営者は少なくありません。

名前を見ると「法人ならXServerビジネス」と考えたくなります。しかし、実際の判断基準は会社の形態だけではありません。サーバー設定を任せられる人がいるか、ホームページや会社メールが止まったときの影響は大きいか、セキュリティ確認を誰が行うかによって適した選択は変わります。

この記事を読むと、両サービスの共通点と違い、自社に向く選択肢、契約前に確認すべきポイントが分かります。初めて会社ホームページを立ち上げる経営者にも分かるよう、専門用語をできるだけ使わずに解説します。

結論|法人かどうかではなく「運用を誰に任せるか」で選ぶ

先に結論をまとめると、制作会社や社内担当者にサーバー設定を任せられ、契約コストを抑えたい会社には通常版のエックスサーバーが候補になります。

一方で、サーバーに詳しい担当者がおらず、設定代行、Web改ざん検知、メール対策、遠隔地バックアップ、SLAなどをまとめて重視する会社にはXServerビジネスが向いています。

エックスサーバー(通常版)

費用と基本性能のバランスを取りたい会社向け

エックスサーバー公式サイトを確認する
WordPress
簡単インストール・移行・復旧機能あり
SLA
提供なし
セキュリティ
基本的な対策機能を提供
設定・移転支援
必要に応じて有償サービスを検討
向いている会社
制作会社や担当者へ運用を任せられる会社

XServerビジネス

法人向けの運用支援と安心材料を重視する会社向け

法人向けXServerビジネス公式サイトを確認する
WordPress
通常版と同様の基本機能あり
SLA
サーバー月間稼働率の保証制度あり
セキュリティ
改ざん検知や高性能スパムフィルターなどを強化
設定・移転支援
対象範囲の設定代行・移転支援を標準提供
向いている会社
サーバー管理までまとめて支援してほしい会社

最も大切な判断軸
「どちらが高性能か」だけでなく、トラブルが起きたときに社内・制作会社・サーバー会社の誰が何をするのかを決められる方を選びます。

エックスサーバーとXServerビジネスに共通すること

XServerビジネスは、エックスサーバーを法人向けに強化したサービスです。そのため、ホームページを動かす基本的な環境は大きく離れたものではありません。

公式情報では、どちらもNVMeを使ったサーバー環境、WordPressの簡単インストール、他社からの簡単移行、サイトコピー、WordPressリカバリー、WordPress向けセキュリティ設定などを提供しています。会社案内サイトや採用サイト、ブログをWordPressで運営するための基本機能は、通常版にも揃っています。

  • WordPressを簡単に設置できる
  • 他社サーバーからの移行を補助する機能がある
  • 独自SSLや独自ドメインを利用できる
  • 電話、メール、チャットの問い合わせ窓口がある
  • 自動バックアップや復旧を支援する機能がある

つまり、「法人向けのホームページだから通常版では動かない」ということではありません。違いが出るのは、サーバー性能の有無よりも、保証・セキュリティ・設定支援をどこまで契約へ含めるかです。

違い1|SLAと停止リスクへの備え

XServerビジネスには、公式にサーバー月間稼働率99.99%以上を保証するSLAがあります。SLAは、定められた基準を下回った場合の取り扱いを契約上で明確にする制度です。

ここで注意したいのは、SLAがあれば障害が絶対に起きないという意味ではないことです。また、通常版にも稼働実績や安定運用のための設備があります。経営者が確認すべきなのは、保証という客観的な条件を自社の契約要件に含めたいかどうかです。

会社ホームページが一時的に見られないと、新規問い合わせを受け取れない可能性があります。会社メールも同じサーバーで運用する場合は、取引先との連絡への影響も考える必要があります。停止時の影響が大きく、社内規程や取引条件として保証を求めたい会社ほど、XServerビジネスを検討する理由が明確になります。

違い2|セキュリティとバックアップ

通常版にもWordPressセキュリティ設定や自動バックアップなどの機能があります。XServerビジネスでは、それに加えてWeb改ざん検知、高性能スパムフィルター、遠隔地バックアップなど、法人運用を意識した機能が用意されています。

ただし、サーバー側の機能だけでWordPressの安全が自動的に完成するわけではありません。WordPress本体、テーマ、プラグインの更新、管理者パスワード、不要アカウントの削除、担当者変更時の権限整理などは、どちらを契約しても運営側で管理する必要があります。

経営者は機能名の多さではなく、次のように社内の役割へ置き換えて比較してください。

WordPress更新

社内・制作会社で対応
通常版でも運用しやすい
サーバー側の支援を重視
どちらを選んでも別途、保守担当は必要

改ざんの確認

社内・制作会社で対応
監視サービスや制作会社で確認
サーバー側の支援を重視
XServerビジネスの検知機能が判断材料

会社メールの迷惑メール対策

社内・制作会社で対応
個別設定を管理できる
サーバー側の支援を重視
強化されたフィルターが判断材料

災害時のデータ保全

社内・制作会社で対応
外部バックアップを別に用意
サーバー側の支援を重視
遠隔地バックアップが判断材料

ノートパソコンの画面を見ながら運用方針を相談する二人
機能の多さより、日常の更新とトラブル対応を誰が担当するかを先に決めます。写真:Priscilla Du Preez / Unsplash

違い3|設定・移転をどこまで任せられるか

経営者にとって最も分かりやすい差は、サーバー設定や移転をどこまで任せられるかです。

XServerビジネスでは、対象範囲内のサーバー移転代行や設定おまかせサポートを提供しています。独自ドメイン、メールアドレス、CMSなどの設定をサーバー会社へ依頼できるため、社内に詳しい担当者がいない会社では運用負担を減らしやすくなります。

通常版でも設定や移転に関するサービスはありますが、依頼内容によって追加の負担が生じます。ただし、ホームページ制作会社へ構築・保守を依頼する場合は、制作会社が設定を担当できるため、XServerビジネスの支援を使う機会が少ないケースもあります。

申し込み前に、制作会社へ「サーバー契約後の初期設定」「会社メールの作成」「バックアップからの復旧」「サーバー会社への問い合わせ」をどこまで任せられるか確認すると、必要なサービスが見えやすくなります。

オフィスでパソコン画面を見ながら設定内容を確認する二人
設定支援の価値は、機能数ではなく社内担当者の時間と対応範囲で判断します。写真:LinkedIn Sales Solutions / Unsplash

通常版のエックスサーバーが向いている会社

通常版は、法人が使えない廉価版ではありません。WordPressサイトに必要な基本機能を備えつつ、契約コストを抑えやすい選択肢です。

  • ホームページ制作会社へ設定と保守を依頼する
  • 社内にWordPressやサーバーを確認できる担当者がいる
  • 会社案内や採用情報など、一般的な企業サイトを運営する
  • SLAを契約要件として求めていない
  • 改ざん監視や外部バックアップを別の方法で用意できる
  • 必要なドメインを別途取得・管理できる

特に、制作会社がサーバー設定から日常保守まで担当する場合は、通常版で不足する支援を制作会社側が補えることがあります。サーバー契約だけを比較せず、保守契約を含めた運用体制で判断してください。

通常版エックスサーバーの最新情報を確認する

キャンペーンや契約条件は変わるため、申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


エックスサーバー公式サイトを確認する

XServerビジネスが向いている会社

XServerビジネスは、サーバーの容量を増やすだけの上位版ではありません。保証、セキュリティ機能、設定支援を含めて、社内の運用負担を抑えたい法人向けの選択肢です。

  • サーバー設定を担当できる社員がいない
  • 会社サイトと会社メールの停止が業務へ大きく影響する
  • SLAを契約上の判断材料にしたい
  • Web改ざん検知や迷惑メール対策を重視する
  • 遠隔地バックアップを含めて備えたい
  • 設定や移転をサーバー会社へ依頼できる状態にしたい

一方で、XServerビジネスを選んでも、ホームページの文章更新、WordPressの保守、問い合わせフォームの受信確認まで自動で代行されるわけではありません。サーバー会社の支援範囲と、制作会社・社内担当者の範囲は分けて確認しましょう。

法人向けXServerビジネスの最新情報を確認する

SLAや設定支援の対象条件は、申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


法人向けXServerビジネス公式サイトを確認する

経営者向け|どちらを選ぶか判断するチェックリスト

次の質問に「はい」が多い側を候補にし、最後は制作会社や社内担当者の対応範囲と合わせて決めます。

通常版を検討しやすい状態

  • サーバー設定を任せられる制作会社が決まっている
  • WordPress保守の担当者がいる
  • 障害時の連絡手順を自社で決められる
  • 改ざん監視や外部バックアップを別に準備できる
  • サーバー契約に含める支援を最小限にしたい

XServerビジネスを検討しやすい状態

  • 社内にサーバー担当者がいない
  • サイトやメールの停止が営業・採用・取引に影響する
  • SLAを社内説明や稟議の材料にしたい
  • サーバー移転や初期設定を依頼したい
  • セキュリティ確認を担当者の手作業だけにしたくない

契約前に確認したい4つの注意点

1. 比較するプランをそろえる

エックスサーバーとXServerビジネスには複数のプランがあります。通常版の上位プランと、XServerビジネスの共有サーバーを混同すると、違いが分かりにくくなります。ここでは、会社ホームページで選ばれることの多い共有サーバーを中心に比較しています。

2. キャンペーンだけで決めない

申込特典や契約条件は変わります。一時的な割引だけで決めず、契約期間、更新条件、必要な支援を公式サイトで確認してください。

3. 独自ドメインの対象条件を確認する

独自ドメインの無料特典は、契約プランやドメインの種類によって条件が異なります。「.co.jp」を使いたい会社は、選択するプランで対象になるかを公式サイトで確認してください。

4. サーバー保守とWordPress保守を分けて考える

サーバー会社が対応するのは、主にサーバー環境や契約範囲の設定です。WordPressの更新、ページ修正、フォームの動作確認、バックアップからの復旧判断などは、制作会社の保守範囲になることがあります。

エックスサーバーとXServerビジネスのよくある質問

法人は通常版のエックスサーバーを契約できないのですか?

法人でも通常版を利用できます。法人サイトに必要な基本機能は通常版にもあります。会社形態ではなく、SLAや設定支援、追加のセキュリティ機能を契約へ含めたいかで判断します。

XServerビジネスならホームページ保守は不要ですか?

不要にはなりません。サーバー側のセキュリティ機能や設定支援と、WordPress本体・テーマ・プラグイン・掲載情報を管理するホームページ保守は役割が異なります。

表示速度だけで選ぶならどちらですか?

公式情報では、どちらも高速化を意識したサーバー環境を提供しています。表示速度は画像サイズ、WordPressテーマ、プラグイン、ページ構成にも左右されるため、サービス名だけで速度を断定しない方が安全です。

制作会社へ依頼する場合は通常版で十分ですか?

制作会社がどこまで対応するかによります。初期設定、メール設定、障害時の一次対応、バックアップ、復旧作業まで依頼できるなら通常版を選びやすくなります。契約前に保守範囲を書面で確認してください。

まとめ|サーバーの機能より、会社の運用体制を先に決める

エックスサーバーとXServerビジネスは、どちらも会社のWordPressサイトを運営できるサービスです。通常版はコストと基本性能のバランスを取りやすく、XServerビジネスはSLA、セキュリティ、バックアップ、設定支援を重視する会社に向いています。

経営者が決めるべきなのは、サーバーの細かなスペックではありません。日常の設定を誰が行い、異常を誰が見つけ、トラブル時に誰が復旧するのか。この体制を決めたうえで、不足する部分を補えるサービスを選んでください。

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通常版とXServerビジネスのどちらが合うか、現在のホームページ運用、社内担当者、制作会社の保守範囲を画面共有で確認しながら整理します。オンライン相談を基本に、新宮町・福岡市東区周辺では内容に応じて訪問も検討します。

サーバーの申込代行を前提にせず、誰が設定・保守・復旧を担当するかから一緒に確認します。

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参考資料

この記事を書いたチーム

自在
福岡県糟屋郡新宮町を拠点に、ホームページ制作とWeb集客支援を通じて、地域の事業者が「何を契約し、誰が運用するか」を一緒に整理しています。

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